2014年2月25日火曜日

NC700XヘッドライトをLED化に改造 バイクH4バルブ 

NC700X ヘッドライトをLED化に改造

アマゾンにて安いLEDバルブを購入した
 激安LEDバルブ 4000円なり

まず NC700Xに装着できないことはすぐにわかった

※【追記】ヤフオク等で同型LEDバルブを確認もせずNC700用として販売している方がおられます。
加工の技術がない限り絶対に装着できません!
騙される方がいないことを願います

ヒートシンク部一体型のため バルブの座金さえヒートシンク部が邪魔で取り付けられない
そしてカバーゴムももちろん装着できない
もし装着できたとしても 光軸が無茶苦茶
市販のH4バルブと発光部の位置を比べてみてたら8mmほど距離が短い
よくこういうモノを平気で売るわ… と感心するが… 

とにかくコントローラ(俗にドライバーと呼ぶ)とLEDチップはそのまま使えるので
ばらばらに切断してH4ヘッドライトとして使えるよう改造することにした

まず 購入部品の説明だ

クリアしなければいけない条件がいくつかあって
まずバルブとハンドルまでの距離が狭い
そういう中で、手順としてゴムカバーをした後に10WLED用のヒートシンクを取り付けなければならない
作業手順から言って
①LEDバルブを取り付ける ②ゴムカバーをつける ③ヒートシンクをつける
なのだが その中で一番問題なのは、
LEDチップの熱をどうヒートシンクまで伝えるか という問題
間にゴムカバーを装着しなければいけないので どうしても一体型にはできない

そこで購入したのがコレ ヒートパイプ

φ3mm×100mm×2本
これで、熱をヒートシンクまで伝えることにした

そしてそのヒートシンク

想像以上に大きかったため 狭い所に入らず
ゴムカバーの形に合わせてフィン部を切削
途中何枚かフィンが折れた

さらに、熱伝導接着剤
後から気付くが これ 固まるシリコンの方が良いかも
チップ部とφ20mmアルミパイプとヒートパイプとの接合部に使用


そして、熱伝導グリス
ヒートシンク装着時にヒートパイプに塗布


φ20mmのアルミ棒
20mmに切断しいらないH4バルブの皿部と接合



で、出来上がったのが これ!

写真は古かった
実際にはバルブ部とドライバー部のケーブルを延長しています
でないとゴムカバーが入りません

DIY感丸出しだが
装着してみたらこうなった
NC700XヘッドライトLED H4バルブ

裏からネジでヒートシンクを差し込んでいる

LEDドライバーや配線が ハンドル切り替えし時に絡まる可能性があるので
配慮してケーブルを固定します

一応 ロービーム光軸も出ている
白い閃光が道路を照らす
NC700XヘッドライトLED H4バルブ 発光時

夜 100kmぐらい走ってみたけど 走行に影響のない明るさだ
信号で止まった時には 前の車で反射するNCの白い閃光にホレボレする

ただ ハイビームの光は相変わらず明後日の方向を向いている
ハイビームはあまり使うことがないので放置
また暇があれば ハイビームの改造を施そうと思う

懸念点
・ハイビームが変
・放熱が上手くできているか心配
 ファンを持たないので強制冷却ができない
 真夏高速道路等で渋滞にはまるとどうなるか…
 一応予備H4バルブをバイクに積み込んでいる
・近くを照らす場合閃光の中に蛍光体の黄色も混じる